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ジブリ「風立ちぬ」見てきました

最近、仕事が死ぬほど忙しく土曜出勤のその足で映画に行くことにしました。
ジブリの「風立ちぬ」が見たかったからです。

「風立ちぬ」は零戦の設計者、堀越二郎をモデルにした
ジブリ初の実在の人物がモデルの映画です。

風立ちぬ
▲風立ちぬ、飛行機は描くの難しい…。パースがおかしい…。



↓↓↓↓ここからネタバレなので、読むのは映画を見てからにしてください。

正直評価は分かれるかと思います。
恋愛映画と捉えれば、素晴らしい映画だと思うのですが
堀越二郎の夢・情熱という面では、見る人を選ぶのではないかな~と感じました。

まず良かった点から。
クオリティはさすがジブリ。
時代の空気感や、動作からにじみ出る人物描写など本当に細かい。
たとえば冒頭、少年時代の二郎が飛行機に乗り込む際にも、軽く機体を撫でながら乗り込んだり、
二郎の妹に対する口調であったり。
映画が始まって何分か後には、時代感もキャラクターも自然と理解が出来ます。

中盤に出てくる当時の学生や、インテリ階級の世界の見方なども非常にリアルでしたね。

世界観の表現に加えて、今回は擬音を人の声で吹き込んだことで話題になりました。
関東大震災のシーンがあるのですが、この擬音が今まで聴いたことがない、
それでいて311を思い出す音でした。

二郎と菜穂子の恋愛部分に関しても、非常に素敵でした。
正直「恋愛」と言ってしまうのが陳腐に思えます。
ジブリの男子はほとんどが好青年ですが、なんか今までとはちょっと違いますね。
「正義」という要素がない分、菜穂子への思いというのは純粋に愛情のみです。
正直、「いいな~。二郎さんみたいな人、いいな~。」と思いますね。

菜穂子は非常にジブリらしいキャラクター。
女性の強さや明るさはジブリの典型的なヒロインです。
しかしこちらも「使命」という要素がない分、二郎への愛情という一点で描ききられていて
今までのジブリにはないな、と思うシーンをたくさん見ました。

ホント、この2人についての描写は良かった。

さて残念な部分です。残念と言っていいのかどうか、人によるとは思うのですが。
二郎の「美しい飛行機を作りたい」という夢に関しては、
宮崎監督の思い入れが強いのか、ややディープな世界でした。

多少漫画やアニメを見ていると、映画中の一式陸攻など見て「あれか?」と
ピンと来ることもあるのですが、さすがにイタリアの飛行機まではよく分からない。

また「美しい飛行機を作りたい」が結局「兵器を作ってしまった」という所も
「夢への情熱」という言葉では中々納得させられなかったのではないかと感じました。
功罪を問う話ではないですが、余程「時代」というものへの達観がないと割り切れないと思います。

太平洋戦争末期に、前線が飛行機不足の中、本土の研究所にたくさんの飛行機があるのを見て、
菅野デストロイヤー直が航空技術者をぶん殴ったという話もありますが、
良くも悪くも、科学者や技術者は「探求」以外には恐ろしく関心が薄いのかもしれませんね。

その辺も妙にリアルな範囲でとどめてしまったので、映画としての落とし所は難解でした。
「難しそうだな」と思う方は二郎と菜穂子の部分を中心にご覧になると泣ける映画です。

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