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ドラゴン考

久々にサブカルチャーの話。
毎年毎年アレですけどね。年賀状って悩むものです。

2010:「寅なんていくらでも格好よく描けてしまう生き物だが、描いたら描いたでみんな同じだし」
   (男はつらいよ第49作・寅次郎、香港慕情

2011:「ウサギなんていくらでも可愛く描けてしまう生き物だが、描いたら描いたで以下同文」
   (アメコミ:キャプテンバニー

2012:「ドラゴンなんていくらでも以下同文」

そうなのですよ。
北斎風、中国風、かっこいいドラゴンて巷に溢れていて
多分普通に描いたら、どう描いても普通のドラゴンだな~。
とまたしてもモンモンしました。

そんな時、ふと感動したアニメーションのことを思い出しました。
某昔のアニメのオープニングでワイバーン(西洋ドラゴン)型の乗り物が海岸の崖下から突如現れて
驚いた海鳥が飛び立つという…。
崖の上昇気流の不安定さとか、鳥の三々五々な逃げっぷりとか非常にリアルで印象深かったですね。

そこで、いっちょ「居そうなドラゴン」「生息してそうなドラゴン」を描いてみたくなりました。
しかもちゃんと辰と呼ばれる東洋系のドラゴンで。

色々生態を考えるところからスタートです。
まず、東洋系ドラゴンは如何にして飛ぶのか?
江戸以降の辰の絵は大抵雲に一部がさえぎられていて、飛ぶ構造らしきものがちゃんとは描かれていません。

考えながら通勤すると、ささやかに手がニョロニョロしたりバサバサしたりするので見た目変人です。

ヘビ系ですとツチノコが結構飛ぶらしいですが…。(そもそもソイツも居るのか?)
もう1つ、鯉が最後まで滝登りすると龍になるらしいですが、そうなるとアレです。
ドラゴンの飛ぶ姿なんて相当必死ですよ。尻尾の力で飛ぶしかないわけです。

自分なりに出た結論は

・ドラゴンは基本飛ばない。
・どうしても飛ばなければならない事情があるときは、尻尾を左右に振る力で空に登る。
・疲れちゃうから、相当な事情があるときしか飛ばない。

と言うわけで、今回は地面に生息するドラゴンを描こうと思いました。

次は骨格の検討です。
一応ドラゴンと分からないほど変わってしまっては困るので、
よく描かれている龍の絵を参考に検討しましたが、本当にいいとこ取りしたんだなぁ…と
シミジミ思う次第です。

ドラゴン考



骨格は色々な動物を基本に描いてみましたが、表層は爬虫類がテクスチャとしては似合いそうです。
あのタテガミはせっかくのテクスチャがもったいないのでなしです。
全体のフォルムを保つために、タテガミの変わりにイボイボを生やすこととしました。

次にドラゴンの居場所。
当初、都会の方がスケール感が分かりやすいかな~とも思ったのですが、(ゴジラみたいで)
もう1つ居そうだな~と常々思う場所がありまして…それは秋田の花輪インターちょっと手前あたり。
谷に虹が幾つもかかったり神秘的な場所です。

今年は東北には色々あった年だし、
穏やかに住むドラゴンと東北の山里が描けたらいいなと、

完成したのはこんな感じ。
正月前でアレですが、ワタスせっかちなもので、ええ。

年賀状 辰 2011



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